肺腺癌ステージ4闘病記今更になって思う事

肺腺癌ステージ4という事を知っている人に調子はどうですか?と訊ねられて、ついついまあまあですとか言ってしまっていたのですが、そもそも治る可能性が殆ど無く医師には最初から治る可能性はほぼ無いと宣告され、日々どこかしらに欠損の有る状態で生きているというか生かされている。

痛みは毎日時間の決まりはなく感じる。

朝でも昼でも夜でも関係ない。

 

ステージ4まで放って置いた責任は思うけど、何かが別で身体を支配しているのはヒシヒシと感じる。

詐欺集団や老齢の方の車の運転に依る被害や勘違い男の見当違いなどで、まだ生きられていた筈の皆んなが、その手で人びとを幸せになれる様な物作りが出来なくなるなんて悲劇も時に起こる。

子供達だって可能性しか無い。

 

キューっとするお腹の痛みにオキノームを一服やりながら、そんな事を考えました。

 

あまり、治らないガンの方にどうですかと言う質問はしない方が良いかも知れません。