放射線治療 2月22日の日記

昨日は大阪で肺癌の集まりがあり、とある団体の主宰者さんで、僕と同じ肺腺癌ステージ4で8年間生存されている方がいる。

 

ステージ4と言えばつい一括りに考えてしまいがちだが、僕の癌と較べると絶望的な違いがあり、遠隔転移をすればステージ4なのだが僕の場合全身に癌があると言っても過言ではない。

腎臓に転移した癌などは放ったらかしだ。

普通なら大騒ぎレベルなのだが、他がそれどころではないのだろう。

そこへ先日までジオトリフで小さくなっていた脳腫瘍が相当大きくなり、今では片脚でバランスを取れない程衰えている。

 

昨夜は色んな情報でモヤモヤした。

 

こういったモヤモヤは癌の治療に悪いと思う。

 

会社の、歳で股関節を悪くし、先日治療を終え復帰して来たおばさんがいる。

そのおばさんは口を開けば「ガッツやで、頑張ろう」と言う。

その場は合わせているが、ちょっとしたストレスだ。

老いて磨滅した股関節は治す方法があり、手術も必要だし痛みやリハビリを伴うかも知れないが、僕にしてみれば羨ましい疾患だ。

おばさんに一切の悪意も皮肉も無いのは20年来の付き合いなので良く分かっているけれども、釈然としないものは残る。

僕は5カ月前、普通に寝る体勢では呼吸が出来ないのでベッドに横にもなれず、眠ったら起きる事は無いのかも知れないと思いながら、それでも眠くはなるので椅子に座り眠っていた。

 

同じ土俵で、その2つを並べて、やれガッツそれガッツと言われ、それとこれとはちょっと違いますね〜と言うと一緒だと言い張り、またガッツと言い出す。

何か疲れるので癌の集まりや、無責任に治る、頑張れなどと言う人とは距離を置こうと思う。

 

こちらは、そういうことが一番良く無いのだ。

愚かな人には慣れて居たがこれからは相手にして居られない。